お借りした素材・私の好みメーカー(picrew)
アルテイシャ
アミシティア王国の女王。凛とした勇猛果敢な女騎士であり、立ち振る舞いは男勝り。若くして優れた指導者として国民から期待が寄せられていたが、五年前の時点では自分が王位を継ぐことは相応しいと考えておらず消極的だった。
アルテイシャの上に二人の兄王子がいたが、両親共々彼女が12歳頃の時の事故で死亡している。家族が殺されたのは帝国側の謀略によるものだと疑っており、帝国に対して強い憎悪を抱いている。
士官学校での事件がキッカケで起こった騒乱の中で、当時王位についていた王弟の叔父が死亡し、彼女がアミシティアの女王として即位する。五年前の快活な人柄から変貌し、内から溢れ出す復讐心に身を任せ、自ら戦場でアミシティア四大神器の一つ、神剣ベルヴェルクを振るっていた。
主人公によるルート選択で、王国側に付いた場合は主人公との関りの中で正気を取り戻していき、斜陽に傾きつつある王国を導く為政者として立ち上がる。帝国側に付き敵対した場合、彼女を諫め導く者がいないため、憎悪に支配され復讐の道を突き進んでいくことになる。
選考台詞1
「もう少しだけ夜風に当たらせてくれ。戦いで昂ったこの衝動を落ち着けたいんだ。……こんな状態で仲間達の元に戻りたくない。」
選考台詞2
「お前も案外、復讐に狂っていた頃の私と似ていたのではないだろうか。本当に立ち向かうべき敵を見失っていたという点では。」
選考台詞3
「ふふ、追い越してしまうなんてそれこそ寂しいじゃないか。私の手を引いて一緒に歩いてはくれないのか?」
お借りした素材・我流男青年(picrew)
サフィール
王国宰相の家系アリンガム家から生まれた呪術使い。アルテイシャの従者として影のように仕えている。気楽で人付き合いが良い性格をしているが、一部の人間にはそれが仮初の振る舞いであると見破られている。
悪辣な破滅願望と嗜虐的な扇動家としての本性を持っており、特にドス黒い復讐心を抱えているアルテイシャが異大陸の伝承に残る「復讐の女神」として完成することに期待をかけている。
スキエンティアとの戦争が本格化した現在は己の本性を隠さなくなり、敵であれば容赦なく呪術で地獄のような苦しみを与えている。彼が己の欲望に忠実になるか、違う形の愉しみを見出すかは彼とアルテイシャの傍に正しい導き手がいるかどうか次第。
選考台詞1
「いつからか俺には密かな夢ができました。もしも魔王がこの世に現れたとき、その手助けをしたい、その魔王が作り出す地獄を特等席で眺めたい、とね。」
選考台詞2
「性が悪いのはお互い様でしょう?アンタは表向きには快活に振舞ってるだけで、実の所は俺と同類なんです。」
選考台詞3
「以前の陛下なら『勝てるのなら何でもいい』の一言で俺の自慢の計略にゴーサイン出てたでしょうに、いやはや、残念ザンネン……。」
お借りした素材・このめ式青年メーカー(picrew)
ベルーガ
アミシティア王国内でも特に貧困が進んでいるスラム街で生まれ育った悪タレ。粗暴で短気、喧嘩っ早いが恩義は忘れず義理堅い性分。頭脳労働は専門外だが、とっさの判断力や小隊規模の統率には長けている。士官学校には、ロンダート家のピーターの用心棒として入学させてもらった。
身一つの腕っぷしの強さだけでのし上がってきたが故に、そこを自慢にしている一方で自分の力以外に頼れるものも誇れるものもないことを内心悩んでいる。戦いが終わった時に、自分が輝ける場所はあるのかと仄かな不安を抱えている。
五年の間に精悍な青年となり、アミシティア王国内でも『アミシティアの格闘王』の異名を持つ有数の勇将として名を馳せている。斧や籠手を用いた近接戦闘のプロで、アミシティア四神器の一つ、神牙ヒルドールヴの使い手。
選考台詞1
「敵をぶっ倒すことはできてもテメーみてぇに人助けはできねぇ。戦いが終わればそこに残るのはただの暴れん坊ベルーガだけだ。」
選考台詞2
「ぃよっし!そうと決まりゃ重いガレキをぶっ飛ばす特訓だぜ!!うぉおおららららああああああああああ!!」
選考台詞3
「どこにいようが、テメーが困ってたらすっ飛んできて助けてやるぜ!今までだってそうしてきただろうがよ!」
お借りした素材・もっとももいろね式美少女メーカー(picrew)
アニィ
アミシティア王都の医者の娘。小柄で控え目だが人を癒したい気持ちは誰にも負けない善性を持つ。人懐っこく健気なため、仲間内では妹分のようにかわいがられている。臆病ではないがかなりのビビリなので、突然のハプニングなどに対して大声で叫んでしまいがちだった。
かつては大怪我をした人物を見るとパニックを起こしてしまっていた。幼少期にアミシティア国内の大飢饉による暴動に巻き込まれ、自分と一緒にいた母が瀕死の重傷を負ってしまったのを救えず死なせてしまったことを後悔し続けている。
五年の月日の中で、怪我人を前にすると少し震えてしまうが取り乱すことはなくなるほど成長した。戦いの中では治癒の魔法で仲間達の命を救うべく奔走する。
選考台詞1
「えへへ、そう言ってもらえて嬉しいです。わたしが頑張ってこられたのはあなたのおかげでもあるんですから。」
選考台詞2
「……お母さんが亡くなってから、毎年欠かさずお父さんと二人で共同墓地に墓参りに行きました。墓前には、お母さんが大好きだったお花を花束にして手向けるんです。」
選考台詞3
「救えなかった人達にはもう、墓前で謝る以外に何もしてあげられません。だから、せめて救えなかった人達の分まで今生きている人達の命を守るって決めてますから。」
お借りした素材・鳩の私服女子駅(picrew)
レイネス
お淑やかで気丈な貴族の女性。ミルワード辺境伯の長子にあたり、年の離れた弟が当主を継ぐまで父の補佐をしていた。士官学校には弟がある程度成長したのを見届けたタイミングで入学した。令嬢ながら料理上手で、自ら家事全般をこなすこともできる。
ミルワードの領地は貧困が厳しく、将来の領主となる弟には大きな期待がかけられている。それが過酷な重荷となることを姉として不憫に思っており、できることなら自分が領主を代わってやりたいと考えているが、アミシティアの貴族社会の風潮ではそれが難しいことも理解しており歯がゆく思っている。
五年後は令嬢の立場を選ばず、アミシティアの天馬騎士として戦う道を選んだ。戦場では前線に立ち、天馬に乗って槍を振るう。
選考台詞1
「ふふ、厨房を借りて、ここにあるジャガイモでポテトグラタンを作ろうかしら……。その時はあなたも是非ご一緒してくださる?」
選考台詞2
「あの子もいつまでも無力な子供のままじゃない、わたくしが知らない間に立派な殿方へと成長していたのですね……。」
選考台詞3
「たとえ呼び方が変わったとしても、わたくし達の関係性が変わることはありませんわ。五年前に出会ってから今までずっと、苦楽を共にして絆を深めてきた仲ではありませんか。」
お借りした素材・ストイックな男メーカー(picrew)
ブルックリン
王国の伝説的な名将デッカート公の孫にあたる青年。実直かつ直情的で忠義の人。融通が利かないのが玉に瑕。尊敬する祖父のような騎士になることを夢見ていた。
デッカート公には息子が生まれず、孫の代に至ってもブルックリンが生まれるまで男児に恵まれなかった。その為デッカート公からは目に入れても痛くないほどに可愛がられ、後継者となるべく厳しく育てられてた。デッカート公によるブルックリン贔屓は、複数の伯母一家をはじめとした彼の親族達から反感を買っている。また、実の両親達は息子と過ごす時間を奪われデッカート公に対して強い不信感と嫌悪感を抱いている。
五年後には祖父に劣らぬ立派な騎士に成長し、国防の要を任されている。鉄壁の守りを誇る重装騎士であり、アミシティア四神器の一つ、神盾ビヴリンディの使い手。
選考台詞1
「貴様自身にも、輝けるだけの素質はあるように俺は思う。支援者の立場に甘んじているなど、もったいないではないか。」
選考台詞2
「……よし、ならばこれからは、貴様が功績を立てるたびに俺が大々的に褒め称えてやろう!褒賞を用意し祝宴でも開くか!そうすればいやでもわかるだろう、皆から貴様への期待の大きさが!!」
選考台詞3
「長年立派な守護騎士を目指してきた身の上としては、この生き方が性に合っているのも事実です。祖父と縁を切ることになったとしても、恐らく騎士としての生き方は捨てないでしょう。」
お借りした素材・ぱきっと!カスタムメーカーβ(picrew)
ブリトニー
アミシティア王家の近衛騎士の家系オースティン家に生まれた女性。アルテイシャとは幼馴染であり、身分を超えた友情で結ばれている。面倒見がよく気さくだが、色恋沙汰で起こした問題は数知れず。
男尊女卑社会であるアミシティア騎士団の中で過ごしてきた結果、表向きの男好きな態度と違い、内心では男という存在に失望している。男漁りは自分が篭絡した男が破滅するのを見て「やっぱり男はくだらない」と再確認する目的と「自分の失望を塗り替える男に出会いたい」という期待が同居している。
五年後にはその美貌と腕が敵味方問わず広く知れ渡る立派な女騎士になっている。たとえアルテイシャがどす黒い復讐の感情に飲み込まれようと、胸を痛めながらも彼女の味方であろうと傍にい続けている覚悟でいる。一撃離脱の騎馬槍術を得意とする。
選考台詞1
「アタシを誰だと思ってんのさ?……敵に対しても、男に対して百戦無敗のブリトニーちゃんを舐めるんじゃないよ?」
選考台詞2
「それだけアイツがアミシティアの未来を真剣に見据えてくれるようになったってことさ。文句言わずに働きな。」
選考台詞3
「アタシのしてきたことって、アタシと同じように、異性に失望する人間を量産してたハタ迷惑な自己満足だったんじゃないかって、ようやく気付いたわけよ。」
お借りした素材・どこでも立ち絵メーカー(picrew)
ピーター
アミシティア王国内でも力の弱い貴族の家柄ロンダート家に生まれた令息。士官学校時代までは気弱で自分に自信がなく、常に周囲の様子を伺って一歩引いたところにいた。その反面、臆病さ故の注意深い洞察力があり、自分と味方の危機回避能力に優れている。
自領民の暮らしを改善すべく、父親から半ば無理矢理士官学校へ入学させられ、アルテイシャと交流を深め彼女のお気に入りとなるよう言われている。アルテイシャからピーターは高く評価されているが、ピーター自身は自領への見返りの為にアルテイシャの点数稼ぎをしている後ろめたさを感じて葛藤している。
五年の間で中性的な魅力を併せ持つ優れた弓騎士として成長し、王国を守るためにサフィールと共に参謀役を務めている。弓の名手であり、アミシティア四神器の一つ、神弓バーレイグの使い手。
選考台詞1
「うん、何だかしんみりしちゃってごめん。ここに至るまで、色んな別れを経験してきちゃったからかな……。」
選考台詞2
「この五年、色々ありました。臆病なままの自分でいられませんでしたから。」
選考台詞3
「僕は、ずっと父から期待されずに育ってきました。家を継ぐのは長男である兄で、次男の僕には何の期待もかけられなかった。唯一掛けられた期待が……陛下に取り入って見返りを貰うこと、でした。」